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Nuts RVのSpinachで日本が小さくなった!

スピナの対面ダイネットって実際使えるのか?!

 街中でよく見かけるキャブコン。トラックベースの大きな車体に架装された広い空間。もちろん、対面でファミレスのテーブルみたく広い空間に座りごごちの良い椅子。

 めっちゃ、憧れます。

 スピナも、軽キャンピングカーには珍しく、対面ダイネットにすることができます。

 軽自動車なので、それなりにサイズ的な課題ははあるにしろ、こうした展開ができるのはうれしい機能です。

 ちゃんと、4人が広々と座れて、専用のテーブルは、ちょうどいいサイズです。軽キャンピングカーにしては、実用的に使える広さです。もちろん、ポップアップを広げれば、空間は広くなるので、十分使える形です。後部上部の収納も頭に当たることなく、ギリギリのサイズで、よくよく考えられて作られている仕組みです。

 海岸沿いでバックドアを開放すれば、ゆったりできる空間ができるわけです。

 で、実際、使っているか?!というと、実は、使っていません(汗)。というのも、椅子は簡単に作れるのですが、テーブルをひっぱりだして、組み立て、床に固定するまでの作業が面倒で、だんだんと使わなくなって。標準装備のテーブルは、しっかり作られていて、ちゃぶ台式にもなるんですが、そのかわり、めちゃくちゃ重い。天板とポールは分割できるんだけど、それなりに嵩張るので、床下収納も場所をとってしまうので、最近は標準装備のテーブルは搭載していません(汗)。

 さらに、対面ダイネットに対応するために、エブリイの助手席シートのリクライニングが改造されていて、背もたれ用に運転席と同様の位置までしか倒れなくなっています。これは、対面ダイネットにしたときに背もたれを固定するためのよくできた仕掛けなんですが、代わりに、普段はフラットに畳めないので不便です。荷室に置いた荷物を助手席のシートをフラットに畳んだ部分に置きたくても、置けない不便さを感じていました。

 誰もがそうではないかもしれないけど、やっぱり、助手席シートは倒したくて、再改造して元に戻しました(どこかで紹介します)。これで、助手席の場所もフルに使えるので便利になりましたが、ますます、対面ダイネットの利用はしなくなりました。背もたれが無くなるので。

 でも、他の軽キャンピングカーに比べて、中央に足を下ろせる空間を作ることができることは、テーブルがない、一部背もたれがない対面ダイネットにしても十分に便利です。狭い室内で足を下ろせないのは、意外と疲れます。

 足を下ろせる空間をマットの移動だけで作ることができる対面ダイネットレイアウトは、これはこれで便利です。横では無く縦にレイアウトしてソファー式にする軽キャンパーもありますが、これだと2人利用で4人では利用できません。

 いろいろ考えると、どんな使い方もできるスピナはよく考えられている軽キャンパーです。